我が家の猫さんのお腹に突如現れた「ハゲ」のお話①

生活・仕事

我が家には4歳のオスねこJunoくんがいるのですが、かれこれ1年半ほど急にお腹にできた「舐めハゲ」と闘ってきました。

猫さんと暮らして初めて知ったのですが、神経質気味な性格の猫さんだと割とよくあることなんだとか・・・

この舐めハゲとの戦いは1年半にも及ぶ(というか今も毎日欠かさず観察が必要です)長い長い闘いとなりました。

今回は1年半で気づいたこと、やってきたことなどをまとめてみました。

愛する猫さんの舐めハゲに悩む飼い主さんがいたら、どうか諦めないでほしいです。

そしてこの記事がちょっとでも参考になれば嬉しい限りです😺

今は怪我も治ってすっかり元気なJunoくん。体重も増えてもちもちボディです(笑)

Junoくんのお腹にハゲが見つかった日

約1年半前の平日の夜、いつものように私のお腹の上に乗っかりゴロゴロタイムをしていた時、

Junoくんのお腹の右下に1cmくらいのピンク色のハゲを見つけました。

今まで大きな怪我も病気もなく過ごしてきてくれていたので、ケガを見つけた時は本当に驚いてしまい、飼い主としてとてもショックを受けました…

その当時は焦っていたこともあり写真などないのですが、その後の長い治療期間の中で1枚だけ足に舐めハゲができてしまった時の写真があったので貼っておきます。

※ケガの写真など苦手なかたはスクロールしてください。

うう・・・今見るだけでも痛々しいです。。。

いったい原因は何だったのか…?

翌日すぐに動物病院へ。

先生によると、猫ちゃんはいろいろな原因で舐めハゲができやすいとのこと。

ただその要因は様々で、「原因の特定はすごく難しいんだよ」と言われました。

当時、獣医さんが説明の時に下さったメモ。手がかりになればと持ち帰って保管していました。

原因は主には以下の4つが考えられるそうです。

①ダニ・ノミアレルギー

②猫カビ

③食物アレルギー

④心因性のストレス

病院でブラックライトを当ててカビの検査、ダニノミの検査をしたところ問題なし。

となると、考えられるのは③食物アレルギーか④心因性ストレスのどちらかです。

飼い主としては自分が与えていた食べ物が原因なのかな、とか生活環境がストレスなのかな、とか色んな感情が沸きました。当時は本当に飼い主失格な気がして落ち込みました。。。

でもそんなことよりまずはJunoくんの怪我を直すことが優先。

先生から「最近何か生活環境で大きな変化はあった?」と聞かれましたが思いつくものは全くなく・・

ただ神経質な猫さんだと人間が気にも留めないような小さな変化(環境・音・匂いなど)でも大きなストレスを抱えてしまうんだそうです。特にJunoくんはシャム猫のMIXなので、シャムちゃんは神経質な性格の子が多いとのことでした。

先生からはとりあえず食事療法をしましょう、とのことでここからJunoくんの1年半におよぶ闘いが始まることとなりました。

舐めハゲを治すためにやってきたこと➖①首にカラーを付ける

Junoくんのお腹に傷があるので、まずは舐めて悪化しないように首にカラーをつける生活が始まりました。

Junoくんがちょっとでも快適に過ごせればと思い、我が家では色々なカラーを試しました。

その中でもダントツおすすめなのが、布でできたクッション型のカラー

Rena
Rena

最初こそ落ち着かない様子でしたが、慣れてしまうとうまくクッションを枕にして寝たり、おもちゃでも遊んだり、快適そうに過ごしてくれました🎵

・・・ただ実は元々病院でおすすめされたSサイズを使っていたのですが、だんだんコツを掴んで、手足をうにょーんと伸ばしてあちこち舐めれるようになってしまいました😂猫さんは人間が思うよりとっても頭が良くて器用です。(笑)

なので我が家のJunoくんは最終的にもう少し大きなサイズのカラーを使っていました。

Lサイズの大きなカラークッションをつけたJunoくん

なんか邪魔で可哀想・・・という気持ちを押し殺して大きなカラーを毎日つけてもらう日々。

猫ちゃんの傷は舐めることで悪化するので、この「カラーを毎日つける」という事はシンプルながらとても大事だったと思います。

舐めハゲを治すためにやってきたこと➖②おやつは禁止。フードをアレルギー対応食に

まず、先生からはおやつストップ!の指示が出たので、指定のフード以外のおやつ・食べ物は一切やめました。

そしてフードは元々、サーモンやチキンを使ったスタンダードなドライフードとウェットフードをあげていたのですが、これを機に「ロイヤルカナンのアレルギー対応ドライフード」に変更。

獣医さんからおすすめされたロイヤルカナンーアレルギー対応ドライフード。我が家では切らさないように常にストック。

獣医さんからは、体の中のアレルギー物質が抜けるまでの3ヶ月はこのフードのみとの指示。

3ヶ月経ったら、チキンや魚のおやつをトライアルで少しずつ試しましょう、という話になりました。

舐めハゲを治すためにやってきたこと➖①いざ、おやつのトライアルへ!

Junoくんの場合、アレルギー対応フードに変えて3ヶ月経つと傷はほとんどよくなりました。

ただだからと言ってこのまま一生フードだけの生活は可哀想。何か食べれるおやつを見つけてあげたい、というのが飼い主心です。。。

そこで獣医さんに相談のもと、おやつのトライアルが始まりました。

そしてここから傷の再発、治療と、長い長い闘いが始まることとなります・・・

チキン、マグロ、カツオ、チュール(チキン味)、チュール(マグロ味)など1ヶ月ごとに一つずつおやつを試していきました。

おやつを本当に少量食べさせて、数日〜1週間経過を観察します。その期間はもちろん他のおやつも一切なし。

もし少しでも肌に赤みが出たり、体をかく回数が増えたり、吐いてしまったり、ハゲができていたらそのおやつは今後一切禁止です。

このトライアルの1年間はJunoくんにとってもとても辛かったと思いますし、飼い主である私たちにも心苦しい期間でした。。。

(猫さんのアレルギー検査はマレーシアでは対応がなく、アメリカへ送る方法なども調べましたが当時は打つ手が一切ありませんでした😢)

でも結果今は唯一食べれるおやつ「いなばの焼きカツオ・マグロ」に出会うことができ、Junoくんも美味しそうに食べていて、おやつ生活を送れています☺️

Junoくんが食べれるかつお。いなばさんありがとうございます。。!
Rena
Rena

なかなか厳しい1年でしたが、なんとかうまく付き合っていく術を見つけられて本当にホッとしました。

猫さんとお互い安心・安全に暮らすために。筆者おすすめの「フェリウェイ(Feliway)」

Junoくんの場合は、「ロイヤルカナンのアレルギー対応ドライフード」と「いなばの焼き魚」を食べてもらっている限りは新しい傷や皮膚の赤みは見つからないようになりました。

この様子を見ると獣医さん曰く、おそらく食物アレルギーの可能性が高いとのことでした。

ただアレルギー検査をしたわけではなく、もしかするとストレスによる過剰なトリミングで禿げてしまっている可能性も0ではないよな・・・ということで我が家では色々な猫さんのストレス解消グッズを試してきました。

その中でも効果を実感して、今でも愛用しているのが「フェリウェイ」という猫さん用のディフューザーです!

猫さんが喉をゴロゴロ鳴らすときにほっぺから出ているホルモンと似たホルモンが出ているディフューザー。

Juno君はこのディフューザーを付けると、いつも寝ないような机の上でもゴロンとします。

日本でも猫さんの診察室に設置している病院もあるみたいです。

猫さんへの効果は様々で、全く効果を感じない場合もあるようなのですが、我が家の場合は明らかに効果ありでした。

こんな感じでコンセントにさしてスイッチを入れるだけでOK。

だいたい1個で1ヶ月持つか持たないか・・・という感じなので、我が家ではリビングルームに1つ設置していて、今でもお出かけの時などは付けて外出するようにしています。

Rena
Rena

ちょこっと燻したような香りがしますが、慣れてしまえば気にならない程度で問題なし!

それよりもJuno君がリラックスしてくれたことが何よりも嬉しい。。。

猫さん用ディフューザー「フェリウェイ」。

外出がちな飼い主さんや、ちょっと攻撃的だったり神経質な性格の猫さんと暮らしている飼い主さんがいれば、ぜひ試してみる価値はあると思います。

まとめ

猫さんの舐めハゲ、何回も繰り返すことも多く悩まれている飼い主さんも多いのでは?と思います。。

私自身何ができるんだろう。どうしてあげたらいいんだろう。と毎日猫飼いさんや獣医さんのブログや動画を見漁っていました。。。

もちろん猫さんによって、効果のあり・なしはあるかと思いますが、今回の我が家の経験がどこかの猫さん・飼い主さんのお役に立てたら嬉しいなと思います。

大切な猫さんとのハッピーライフ、楽しんでいきましょう🎵

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